自己破産してもエアコンは手元に残せる?

「自己破産すると財産が処分される」という情報は広く一般に知られているので、「自己破産するとエアコンも処分されるのではないか」という心配を抱く人は少なからずいます。

しかし、エアコンは生活必需品とみなされることがほとんどであるため、処分されるケースはかなりまれだといえるでしょう。

ただし、自己破産で家が処分されるなどの理由で引っ越しをしなければならず、引っ越し先の家でエアコンが余る場合などは、エアコンも処分の対象に含まれます。

エアコンは自己破産において「自由財産」の扱いになる

自己破産をすると20万円以上の価値があるモノは原則として財産扱いになり、売却処分されて借入先への配当に充てられることになります。

しかし、20万円以上の価値があるモノであっても、生活に必要な最低限の財産は「自由財産」として手元に残すことが認められています。

エアコンは熱中症予防などに必要だという面を考えると生活必需品だと言えますので、自己破産をしても基本的には手元に残しておくことが可能です。

自己破産でエアコンを残せない例外的なケースとしては以下で詳述します。

自己破産でエアコンが処分されるケース

自己破産でエアコンが処分されるケースとしては、エアコンが生活必需品とみなされない場合が当てはまります。

具体的に言うと、自己破産で自宅を売却処分して賃貸物件に引っ越すことになり、引っ越し先となった物件の部屋数よりもエアコンの台数が多くて余ってしまう場合などがあげられます。

逆に言えば、エアコンが余ってしまうような例外的なケースを除けば、ほとんどの場合エアコンを残したまま自己破産することが認められているのです。

まとめ

自己破産では、99万円以下の現金と生活に必要不可欠なモノ(家具・家電・衣類・寝具など)を自由財産として手元に残すことが認められています。

エアコンは熱中症予防などに必要な生活必需品であると言えるため、自己破産では自由財産として扱われることになるので、基本的には売却処分されずに済みます。

ただし、自己破産に伴って引っ越しをする場合で、引っ越し先の部屋の数より多くのエアコンを所持しているケースなど、エアコンが必要不可欠でないケースでは、処分の対象となることもあります。